蓬莱泉の米徳酒店

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さわらびのつれづれ

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関谷醸造の吟醸工房から車で5分。奥三河の小さな酒屋、米徳酒店が、蓬莱泉、稲武を中心とする奥三河近辺情報、その他諸々、思いつくままに綴っていきます。kometoku.comの更新情報も随時載せていきますので、蓬莱泉の季節限定商品などをいち早くGetしたい貴方は要チェック!

「さわらびのつれづれ」をよろしくお願い致します。


2010年05月01日(Saturday) 数字あれこれ [長年日記]

_ 数字あれこれ

娘が、最近計算に目覚めた。

1+3といった、一桁の計算は軽くクリアー。二桁の計算や、時には三桁の計算もできたりする。

スゴイじゃーん!と思う一方で、ゼロの概念は中々ピーンとこないらしい。

+ + +

「何もない」という特別な意を負ったゼロは、紀元600年頃、インドの数学者によって編み出された…。

それまで、物を数えるのに玉や丸小石を動かして計算していたのが、数字をそろばんの列のように並べて書く「位取り記録法」を採用することで計算が一気に容易となった。

(以上、ジョニー・ボール著『目で見る数学』からの抜粋)

位取り記録法では、カラの列を表すのに、ゼロを用いた。これこそ、その後の数学発展の礎となる画期的な発明だった事実は広く知られている。

あんなに数学に秀でていた古代ギリシア人も、ローマ人もゼロという概念を思い付くことはなかった…。

となれば、うちの娘がゼロということの意味を中々理解しがたいのも無理はないのだろう。

+ + +

話はそれるが、日常生活においてワタシが数字にこだわりを持っていることがある。

…それは、下駄箱やロッカー。

銭湯なんかに行くと、1から何百まで数字がズラーっと並んでいるが、ワタシはそんな中から、公約数をたくさん持つ数字を選ぶのを常としている。

故に、24、48、72辺りはお気に入りの数字。反対に、13、19、31といった、素数(1 と自身以外を除いた整数で割りきれない整数)は敬遠する傾向にある。

何でかと言われれば、「小学生の頃からそうしているから…」としか言いようがない。

因みに、プーさんにロッカーではどんな基準で番号を選んでのか聞いてみたいら、183と103を好んで選んでいるという。

その理由を聞いてみると…

好きな電車の車両番号(?)とのこと。

…人にはそれぞれ選択基準があるものなのねえ…。

…いずれにしろ、娘に、身近な所から数字の楽しさ・美しさを見出して欲しいと願うこの母なのであった。

(Mrs.Pooh)


2010年05月05日(Wednesday) ほうらいせん田植祭2010 [長年日記]

_ ほうらいせん田植祭2010

おととい5月3日は「ほうらいせん田植祭」。

薫風香る爽やかな5月晴れの空の下の開催となった。

参加するのは初めてのワタシ。

実は今年から会場が、これまでの稲武の吟醸工房隣の田んぼから、設楽町名倉(なぐら)地区の関谷醸造アグリ事業部の水田へと変更になった。

とは言っても、稲武からは車で10分強の距離。走り慣れた道をワクワクドキドキしながら会場に向かう…。

まずは、関谷専務よりご挨拶。

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一言も聞きもらすまいと、カバンからノートを取り出しメモるワタシ。「何々、自社田は15hの面積に及び、全体消費量の1割を賄うまでになっているとのこと…フムフム…」

挨拶・説明の後は、歩いて田んぼまで移動。およそ10分の距離。ほうらいせんののぼりを先頭に参加者一同、山里の景色を楽しみながら移動。

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さて、田んぼに到着〜。

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今から80名による田植えの開始〜!

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ちなみにワタシ、このブログで初めて写真に登場…。上の写真のピンクの来た人物がこのワタシでござりまする〜。

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さて、裸足で田んぼに立ったものの、結構ズボズボ足が埋まっていく…。転ばぬようバランスを取るのが中々大変。

作業の要領を簡単に説明すると…

まずは田に入った参加者一同が一列に並ぶ。足元には並行して1本の紐が張られている。その紐には約20cmおきに印が付けられており、そのマークの側に稲の苗を植えていく。苗は一度に2-4株。自分の手の第二関節が埋まるぐらいまで苗を泥に差し入れる。

一人ひとりが自分の前に何箇所か植えるだけで、全体としては一列の苗が見事に揃う。

一列が終わったところで、紐が横にスライド。我々も動き、またマークの横に苗を植えるという作業を繰り返す。

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田んぼの真ん中なので、もちろん途中休憩するスペースもない。子供がまだ小さいのでどこまでできるのか心配だったが、楽しいらしく根気よく作業を続けていたのには感心した。

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「どこの農家の方ですか?」という出で立ちで異彩を放っていたのがトッシーばあば。幼少の砌には、よく田植えをしていたらしく、田んぼに入ると血が騒ぐとのこと。どシロートの我々とは異なり、手際良く苗を捌いていく。

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…さて、あんなこんなで1時間ほどで田植えも終了。心地よい疲労感が体を支配〜。

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体にこびりついた泥を洗い流した後は、お楽しみのお昼ごはん。

吟醸工房隣接の田んぼで収穫したお米で作ったおにぎり、豚汁、山菜てんぷら、設楽町名産のこんにゃく、たけのこの煮付け、ぬか漬け(糠は関谷醸造で精米したお米からとったもの)という山の幸満載。

隙っ腹だったので、モリモリ胃に吸い込まれていく。

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食事のテーブルに、お酒のP箱を利用するところがいかにも酒蔵っぽくてヨロシイ(笑)。

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仕込み水も用意されていた。これがまた格別にオイシイ。スッキリしていて柔らかい。この水があってこその蓬莱泉なんだと思う。

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そして、これまたお楽しみのお酒…。参加者の皆さんが群がっていた。

……というわけで、楽しいひと時を過ごしたほうらいせん田植祭だった。

+ + + + +

《参加費》

大人:500円 

小学生以下:無料

(Mrs.Pooh)


2010年05月06日(Thursday) 端午の節句2010 [長年日記]

_ 端午の節句2010

息子の端午の節句飾りは、プーさん譲り。

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風格のある、立派な調度品である。

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兜に鎮座する鍬形が、古式ゆかしいマジンガーゼット的(古〜ッ!)V字形で良かった…と思っているこのワタシ。

「愛」とか乗ってたら、やっぱ恥ずかしいもの…。妻夫木氏は良くあんなベタなものかぶっていたよ…(笑)。

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…そして、祝い膳として、チマキやら、柏餅やら、あまごのバーベキューが登場した今年のお節句。

(Mrs.Pooh)


2010年05月09日(Sunday) 蓬莱泉「はつなつの風」が入荷! [長年日記]

_ 蓬莱泉「はつなつの風」が入荷!

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はつなつの風が入荷して来ています!

姉妹版春のことぶれは早々に完売になったけど、こちらはいかに!?

ご注文お待ちしております。

■ 720ml 3,520円

(Mrs.Pooh)


2010年05月12日(Wednesday) オランダ風にゴーフルを食す [長年日記]

_ オランダ風にゴーフルを食す

海外土産をもらった。オランダ名産のゴーフルとのこと。

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でも、パッケージを読むに、これはおフランスで作られたものらしいけど…(^^;;。

…何はともあれ、もらった人から聞いたところによると、オランダではこのゴーフルを珈琲を満たしたカップに乗せて蓋とし、3分(?)程待つのだという。

すると、中にサンドされているキャラメルクリームがいい具合に溶けて、食感が良くなると共に、美味しさもが倍増するのだそう。

何とも優雅な食べ方ではないか!

早速、キッチンタイマー片手に実践してみる。

この上なく待ち遠しい3分が経ち、食してみると…

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まずはゴーフル生地に練りこまれたシナモン味が強烈に主張する。スパイス好きなワタシにはたまらない。

キャラメルテイストもかなり濃厚…。シナモンに負けじと甘やかさが個性を放つ。

…というわけで、全般的にまった〜り系の味。ちょっと疲れていて、甘い物が欲しい時なんかにヨロシイのではないかと思う。

大変美味しゅうございました。

(おまけ:ミッフィーちゃんもオランダ生まれなのよ〜)

+ + + +

…さて話は飛んで、私のPC、lenovo君のお話。

購入してもうすぐ2年半になろうとしているが、ガシガシ写真を撮ってはPCに入れていた為に、ハードディスクが一杯になってしまった。

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そこで、プーさんに頼んで、ハードディスクを増設(or取替え?)してもらった。これで、容量も1テラバイトに。

テラバイトなんて言葉、今回初めて聞いたよ…。昔はギガバイトでもすごく大きい気がしていたものなのに…。

それにしても、今後HD容量を気にせず、写真や動画が撮れるかと思うと嬉しい。

(Mrs.Pooh)

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ ひまわり [シナモンの香りが漂ってくるわ〜❤ステキ 田植祭、ぜひとも!来年は参加したいわ〜 ピンクのTシャツかなち..]

_ さわらび [コメントありがと〜!長らく会ってないような気がするけどお元気?田植えまつり、子供が喜ぶと思うよ〜!]


2010年05月14日(Friday) 設楽町・東栄町をドライブ [長年日記]

_ 設楽町・東栄町をドライブ

先日、設楽町と東栄町をドライブしてきた。

かつては稲武も北設楽郡に属しており、同じ郡内ということで両町とも付き合いが深かった。

…と言いつつも、東栄町は稲武からはアクセスが悪く、これまで数えられる程しか足を運んだことがないワタシ。

中学校の時、部活の郡大会で行ったのが初めて、その後行ったとしても1,2回だと思う。

…東栄町を走っていて目につくのは茶畑。

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気候が温暖なのだろうか…。稲武では見かけない景色が物珍しい。

そして、東栄町と言えば花祭り。花祭りと言えば鬼が付きもの。

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役場前にも赤鬼さんが立って睨みをきかせていた。

…東栄町と設楽町を結ぶ大動脈(?)がこの道(↓)。

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一応国道なのでアール!

後で聞いたら、お猿クンの出没地帯らしい。

味のあるこの国道473号線、途中こんなトンネルもあったりする(↓)。

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プレートには昭和9年開通と記されていた。手掘り感が何ともいい感じではないか!

…設楽町に入り、1965年に廃線となった豊橋鉄道田口線の終点、三河田口駅を目指す。

45年経ち、駅舎はうら哀しいまでにボロボロ…。

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でも、撤去されることなく、まだこうやって形が残っているだけましだろうか…。

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今その建設の是非をめぐって物議をかもしている設楽ダムが出来ると、この駅舎もダム湖に消えてなくなるそうな…。

…稲武と足助との境に近い高原地帯にある「段戸湖」のそばも通った。近くにはキャンプ場もあってこれからのシーズンは家族連れで賑わう。

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…ということで、北設(ほくせつ)ドライブ情報でした〜。

(Mrs.Pooh)


2010年05月16日(Sunday) 関谷醸造本社蔵訪問記〜Part I〜 [長年日記]

_ 関谷醸造本社蔵訪問記〜Part I〜

3月の酒造りの真っ最中に、関谷醸造本社蔵(北設楽郡設楽町)を訪問したことは先に触れた。

せっかくだから、現在準備中の新・ 米徳酒店.comにてお披露目しようと思っていたのだけど、時間がいたずらに過ぎていく…。

ということで、先にこのブログで訪問の様子を紹介し、新サイトで改めて再構成することにした。

今回、本社蔵を訪問したのはワタシとトッシーばあばの二人。

こんな頼りない(?)我々に、何と関谷徹社長ご自身がご対応して下さった。社長自らが懇切丁寧に蔵内の案内役を務めて下さったのである。

ここに、改めて感謝申し上げます。

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さて、ここでちょっとおさらい。

精米 → 洗米/浸漬 → 蒸米 → 麹米 → 酒母(もと) → もろみ → 上槽 → (火入れ) → 熟成 → 瓶詰め

という過程を辿る日本酒造り。

一度に全ては書ききれないので、次回より3回に分けて、写真と共に記載していきたいと思う。

+ + +

Part II: 精米 → 洗米/浸漬 → 蒸米

Part III: 麹米 → 酒母(もと) → もろみ 

Part IV: 上槽 → (火入れ) → 熟成 → 瓶詰め

+ + +

それにしても印象的だったのが、蔵内は塵一つ落ちることなく清潔感あふれ、器具・道具類もあるべき場所に整然と並べられていたこと。こういう極め細やかな配慮が蓬莱泉の酒質に大きく影響しているのは言うまでないと思う。

また、蔵内には至るところに松尾様(松尾大社、お酒の神様)の神棚やお札が貼られていた。そこに人知の及ばぬ微生物の営み、そしてそれを司る神への畏怖の念というか、自然の力を敬う蔵人達の気持ちが込められているような気がした。

お米と水からあんなに香味に富んだ日本酒ができるのだもの…。酒造りってやっぱり神秘以外の何物でもない。

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最後に…。

今回の訪問では本当に蔵の隅々まで見せていただいた。

こちらが恐縮してしまって「こんな所見ちゃっていいのでしょうか?」などと聞くと、

「大丈夫。全部OKです」と答えられる関谷社長。

この「隠すところは何もない」という潔さに、酒造りに対する社長の確固たる自信を感じたこのワタシなのでした。

…というわけで次回からは蔵内部のご紹介♪。

(Mrs.Pooh)


2010年05月19日(Wednesday) 関谷醸造本社蔵訪問記〜Part II〜 [長年日記]

_ 関谷醸造本社蔵訪問記〜Part II〜

(前回より続く)

さて、それでは今回は「精米 → 洗米/浸漬 → 蒸米」までをご紹介…。

+ + + + +

蔵の外にオブジェ風に置かれたこの物体は何?

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ちょっと大きめの傘立て!?

…んな訳はなく(^^;;、精米機の中心部にあったロール(研磨石)だとのこと。今は使用しておらず、話題作りの一環としてお披露目しているとのこと。

…蔵の中に入り、精米所に到着〜。

あちらこちらに米袋が積まれている。

それにしても、業務用の米袋って大きいのね〜!軽く100kgは入ってそう。

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関谷社長の説明を聞く…。

「自社内に精米装置を持たず外部の精米施設に委託する酒蔵も少なくない中、我が社はあくまで自家精米にこだわっている。それはひとえに、精米は、酒造りの最初の過程であり、そこでの小さなつまづきが後の工程では償えないほどの致命傷になりかねないから。」

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「全国の酒蔵の精米歩合の平均が68%であるのに対し、吟醸酒の生産比率の高い我が社は50%と高精白。50%というのは簡単だが、実はこれには精米に2昼夜を要する大仕事。」

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次に、洗米/浸漬場のご案内〜。

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あいにく、我々が訪れたタイミングでは洗米/浸漬は終わった後で、後片付け中だった。

関谷社長によれば…

「玄米は平均して15%が水分。その玄米を精米にかけると熱を発し、水分が10%以下になる。ここで面白いのが、13%ぐらいだとお米をいくら水につけても(浸漬)全然水を吸わないのに、10%になったところで、どんどん水を吸収してしまう。だから、浸漬作業は、ストップウォッチを用い、秒単位で管理している」

…さて、今度はワタシが一番行きたかった場所に移動…。

そこは、蒸米する大きな甑(こしき)がある所。

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ここで、濛々と立ち上る湯気を写真に収めたいと昔から願っていたのである。

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大きい蒸し器だわね〜!

本社蔵には2つ甑があり、1つは1tのお米を、もう一つは1.5tのお米を一度に蒸せるのだそう。

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場内には蒸し上がったお米のいい香りが充満…。生唾を飲み込んだこのワタシ(^^;;。

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…それにしても、この蒸米を担当されている蔵人は女性だった。この部署だけでなく、蔵内あちらこちらで女性が働いていた。女性が生き生きと働いている職場というのは、見ている方も清々しい気持ちになるもの。

機械化の積極的導入という社の方針が、こんな形でも現れているのだなと思ったのであった。

-- 次回に続く --

(Mrs.Pooh)


2010年05月21日(Friday) 関谷醸造本社蔵訪問記〜Part III〜 [長年日記]

_ 関谷醸造本社蔵訪問記〜Part III〜

それでは、今回は、〈麹米 → 酒母(もと) → もろみ〉編。

デリケートな管理を要する麹米づくり。吟醸工房とは対照的に、本社蔵では、機械化が進んでいる。

箱の組み替え(上の段が温度が高くなりやすいので並び方を変える必要がある)、お米のならしも自動でやってしまうというのだから驚き。

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社長曰く

「温度や湿度の管理は機械に任せればよい。精緻なデータを出せるから。でも、判断は機械に委ねるわけにはいかないから人間がやる。」

出麹(完成した麹米)の箱が行く手にあった。麹菌の繁殖を止めるために、高温に保たれた製麹室から出されたもの。

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とってもきれい…。まるで手入れされた石庭のよう…。

その中から粒を取って、こちらに見せて下さる社長。

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麹菌の菌糸が米の内側に入りこむ「はぜ込み」の状態になっているという。

…さて、米麹ができたところで次は酒母(もと)。

社長に案内していただき、酒母部屋へ…。

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酒母タンクがズラズラと並ぶ。

「酒の母」と書く酒母。酵母を増殖させるのがその目的。

各タンクには、銘柄や日付け、使用酵母が書かれた札がぶら下げられていた。

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とても面白かったのがコレ(↓)。

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酒母タンクごとに櫂棒を使い分けているとのこと。

酵母が混じり合わないようにする知恵だった。

部屋の片隅ではこんな実験道具(?)発見!

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何を分析しているのだろう…?

それにしても、酒母室は既に日本酒独特のいい香りが漂っていた。

この部屋でいつまでも鼻をクンクンしていたい!……という訳にもいかず(^^;;、お次はもろみの見学へ。

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仕込みタンクの中で、フツフツと音を立てながら生成されるアルコール…。

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主に純米・吟醸酒を造る2tタンクと、本醸造系を造る6tタンクがあり、2tタンクの場合、可。だと4,300L、だと3,600L分の生原酒が出来るのだそう。

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社長によれば、

「もろみの中では対流が起きている。外側から内側に、そして中心部ではマグマのように下部から上部に向かってもろみが移動している。」とのこと。

…空(から)のもろみタンクを覗くとこんな感じ(↓)。

下まで深〜い!

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スクリューが付いており、これでもろみを撹拌し、発酵を促す。

丸い蓋のような物が見えるが、そこが人の出入り口。タンクを掃除する際に使うという。

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…それにしても、今回のもろみは「何故か「」が多かったなあ…。

」の香りを胸一杯吸い込んでシアワセ気分になったこのワタシなのであった。

(Mrs.Pooh)


2010年05月22日(Saturday) ハッピーな一日 [長年日記]

_ ハッピーな一日

今日は、子供達がそれぞれ新しい事を成し遂げた日だった。

まずは娘。

補助輪なしでも自転車に乗れるようになったのである。ブラボー!!

「自転車からペダルを外してしまい、足で蹴って進み、まずは真っ直ぐ姿勢を保つ練習をするのがいいよ」という先輩ママからのアドバイスをもらったワタシ。早速プーさんにペダルを取り外してもらった。

娘はそんな自転車で、ここ一週間来る日も来る日も練習に励んでいた。

かなりバランス感覚が身について来たなと思ったところで、本日ペダル付きの自転車に乗らせてみたら、見事にのりこなせた。

スゴーイ!

本人も得意顔になって喜んでいるし、こちらとしてもまた一つ成長したなあ…としみじみ嬉しい。

そんな娘に刺激を受けてか、今まで三輪車しか関心を示さなかった息子が今日自転車に乗り始めた。もちろん補助輪付きだけど。

まだまだ不慣れなので漕ぐ力は弱いが、これで息子の自転車練習の第一歩を踏み出せたかと思うと、これまた嬉しい。

子供って、それまでできなかったものが、突然できるようになるんだなあ…。

そしてこの息子だが、今日はご機嫌モードだったのか、床屋に初挑戦した。

行ったのは、最近増えている1000円カットのお店。

人件費を節約すべくか券売機制。これで先にチケットを買う必要がある。

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受付のボードに、名前と購入したチケットに印刷された番号を記入し、順番を待つ。

すると、ファミレスのように名前を呼ばれ、ブースに通される。

夏本番が近付いていることもあり、バリカンで坊主に近い形にしてもらうことにした。

格安サービスとあって、カット時間は10分。洗髪はなし。その代わり、掃除機で残った毛を吸い取る〜(↓)。

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…散髪後。

オー!見事にすっきりして、見ている方も清々しい。

…それにしても、10分という限られた時間の故にだと思うが、理髪師さんの収集力たるやすざましいものがあった。気迫がこちらまでビンビン伝わってくる。

もちろん無駄口を叩く暇なんてない。全神経を指先に傾けているのが分かる。

髪切りにリラックス感を望む人には向かないとは思うが、合理性・効率性を追求する人には、この10分カット、顧客満足度が高いのではないかと思った。

また、長い間じっとしているのが苦手な小さな子供にとっても良いシステムではないかと思う。

…さて、夜は一足早い娘の誕生日祝い。

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ワタシが焼いたスポンジに、娘(そして息子も)自らがデコレーション。

文句なく美味しかった。

今日はなかなかハッピーな、そして愉快な一日だった。

(Mrs.Pooh)

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ たけちゃん [自転車か〜もう何年も乗ってないナ〜 我家には無いし、今度何処かで乗ってみようかな?]

_ さわらび [たけちゃん、良かったらうちの娘と自転車ツーリングどう!?]


2010年05月23日(Sunday) 関谷醸造本社蔵訪問記〜Part IV〜 [長年日記]

_ 関谷醸造本社蔵訪問記〜Part IV〜

さて、〆の今回は、<上槽 → 熟成 → 瓶詰め>を見てみよう…。

こちらが上槽(搾り)をする機械。

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もろみがここで、清酒と酒粕に分離されるのである。

ワタシ的には、機械上部にある幾つもの細いパイプに萌え〜!(^^;;

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+ + +

蔵の地下にあった熟成室。

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」や「」の生原酒が入った、真新しいステンレス製のタンクが所狭しと並んでいた。

熟成と言えば、蔵出しまでに「」は1年、「」は3年も寝かすことは良く知られている。

そんな高級銘柄だけでなく、別撰秀撰玉桂等、毎日の晩酌酒までも最低半年は熟成させて味を落ち着かせているという。

でも、良く考えて見ると…、

酒を熟成させている間は、それを販売して現金化することはできない。資産を凍結している状態だから…。

その点気になったので、関谷社長にお聞きしたところ、「我が社では常時5億円分の在庫を抱えてます」とのこと。

5億円ですかあ!それだけの資産を動かさずとも台所が回る所に、蓬莱泉の蔵元、関谷醸造の経営体力を見たこのワタシなのだった。

そして、そんな貴重な資産であるお酒を守るために忘れてならないのが、地震対策。

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タンクにもバッチリ免震対策が施されていた。

関谷醸造には、他の建物にも貯蔵スペースがあって、そちらも案内していただいた。

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更に奥に進むと…

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木造の建物に、クラッシクな素敵なタンクがズラズラと並ぶ場所があった。

各タンクには、「S41.11.25」などと日付けが書かれている。タンクを設置した日で、税務署に届け出る必要があるとのこと。

それにしても、この雰囲気、ステキ〜!!このレトロな昭和な雰囲気が堪りませぬ!!

但し、さすがにこのタンクは、現在ではほとんど使われていないとのこと。使用しても一時貯蔵のためだけとのことだった。

+ + +

そして熟成が終わり、(ここで適宜火入れ・加水がある場合もある)次は最終段階、瓶詰め。

瓶詰め現場を見るのは初めてのワタシ…。

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目の前をコンベアーに乗った瓶が次々と通過していく…。

緑の一升瓶ということは、中身は「可。」だろうか?

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それにしても、スゴイ速さ。

何と1時間に、一升瓶を1,500本瓶詰めペースだとのこと。

そんなに作っても売れて行くのね〜!さすがは蓬莱泉!!

+ + + + + + +

……そんな訳で、蓬莱泉のできる過程を写真と共に追ってみた。

機械が徹底している関谷醸造本社蔵。

でも、その真髄は、ただ単純に省力化を図ることではない…。

運搬作業などの単純労働、温度制御、データ集積などには機械を導入。その分が、製造工程に細やかな目配りをするゆとりを生み出すことになり、「人の手を掛けないといけない仕事に十分な手を掛けることができるようになる」ということ。ここが味噌なのである。

一方で、稲武にある吟醸工房は何から何まで手作りの酒造りを志向する場。ここで、蔵人達は思う存分腕を奮い、技術を向上させることができる。

関谷醸造では、蔵人達が本社蔵と吟醸工房をローテンションすることで、酒造りに関する知識・技術を多面的に理解、習得できるようにしているのだそう。

…今回本社蔵も見させていただいて、更に蓬莱泉が好きになると共に、これからもどんどん蓬莱泉を応援していきたいな、と強く思ったワタシなのでした〜。

(Mrs.Pooh)


2010年05月26日(Wednesday) 猫ライフ再び! [長年日記]

_ 猫ライフ再び!

うちに仔猫がやってきた。知り合いのお宅から…。

久々の猫ライフの始まりである。

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約生後2カ月。メス♀。器量よし。

娘がクッキーと命名した。

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このクッキー、とーっても人懐こい。

…というか、寂しがり屋で、自分の周囲から人の気配が消えると、ミーミー鳴いて呼ぶ。

「かまって〜!」とばかりによじ登って来て、肩乗り猫になったりもする。

膝の上も大好きで、本当に安心仕切った様子で寝入る。

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そして、結構おっとり派…。

子供が人形用のベビーカーに乗せた時も、そう嫌がらず乗っていたりする。

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性格いいゾ、この猫ちゃん。

(Mrs.Pooh)


2010年05月29日(Saturday) ミルクセーキの思い出 [長年日記]

_ ミルクセーキの思い出

先日設楽町に赴いた際入った喫茶店で、ミルクセーキを飲んだ。

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コクがあって、甘やかさに富み、でもくどさが後を引くことなく、のど越しが良い…。

久々に飲んだけど、やはり美味しい飲み物だなと再確認した。

…そういえば、最近ミルクセーキを扱うお店がめっきり減った。

それは多分に、cafeの台頭と隆盛、一方で昔ながらの喫茶店の衰退と密接に関係しているものと思われる。

ミルクセーキを扱っているのって、やっぱり昭和の香り漂う、レトロ感たっぷりの喫茶店(純喫茶とも言う!?)だものねえ…。

ドアにベルがぶら下がってて、空けるとガラガラ音が鳴るイメージかな。

まあ、外で飲まなくとも、うちで作るという手もあるけど…。牛乳、卵、砂糖、バニラエッセンスを混ぜればできる訳だから。

…振り返るに、大学生の頃、ワタシの属していた学部にだけ何故か小さな喫茶店が入っていて、そこでいつもミルクセーキを注文していた事を覚えている。

朗らかで優しいおばちゃんが二人カウンターにいた。ミルクセーキ目当てだけでなく、彼女たちと話すのが私にとって一種の清涼剤になるので、足繁く通っていた気がする。

…その喫茶店も今はもうない。あのおばちゃん達は何処へ行ってしまったのだろう…?

…ミルクセーキと言うと、あのおばちゃん達を、

そして無鉄砲で、生意気で、怖いもの知らずだった当時の自分が、懐かしく思い出されるのである。

(↑今はどうよ!?(^^;;)

(Mrs.Pooh)


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