関谷醸造の吟醸工房から車で5分。奥三河の小さな酒屋、米徳酒店が、蓬莱泉、稲武を中心とする奥三河近辺情報、その他諸々、思いつくままに綴っていきます。kometoku.comの更新情報も随時載せていきますので、蓬莱泉の季節限定商品などをいち早くGetしたい貴方は要チェック!
「さわらびのつれづれ」をよろしくお願い致します。
2009年05月31日(Sunday) 石渡嶺司・大沢仁著『就活のバカヤロー』を読んで [長年日記]
_ 石渡嶺司・大沢仁著『就活のバカヤロー 企業・大学・学生が演じる茶番劇』を読んで
光文社新書のこの本。
イマドキの新書版らしく、「バカヤロー」などとキャッチーな言葉がタイトルに踊っている。
現在ワタシの知人が、とある出版社の新書を執筆中。その人曰く、編集者からは「タイトルは重要ですよ〜。まずは潜在的読者に手にとってもらわないと始まらない。だから、オオーっ!と思うようなタイトルにしないといけないんです。」と言われたとか…。
そう言われてみると、毎年星の数ほど発刊される新書。その中で、頭一つ出るためには、何か仕掛けは不可欠だろう。
だから、最近の新書は「〜するな!」系の本が確かに目立ったりする訳ねえ…。例えば勝間和代著「お金は銀行に預けるな」とか…。
この「お金は銀行に預けるな」、ワタシも確かに手に取ったし、他の人も同様らしく、結果的にベストセラーになった。タイトルの付け方が奏功している部分もあるのだろう。
さてさて、前置きが長くなったが、今日の本、『就活のバカヤロー 企業・大学・学生が演じる茶番劇』について。
いろいろな所でオススメ本として紹介されていたので、ワタシも読んでみた。
就活(就職活動)の当事者、即ち、大学生、企業、大学のどの関係者をとっても、今の就活をめぐる状況に「どこかオカシイ…」という思いを抱きつつも、状況は改善するどころか、悪化の一途を辿っている…、ということがわかった。
どうやらイマドキの就活は、3年生の新学期から始まるらしい。まずは、3年の夏休みに企業でインターンをすることが、実質的な就活のキックオフ。
大学生活が折り返し地点を過ぎたところで、卒業後の職探しなんて、何か早すぎ〜!!
就活にいそしむ学生は授業を欠席、学業はおざなり。
大学関係者は、そんな学生の態度にもちろん良く思うことはなく、「就活はいい迷惑」と感じている。しかしながら、少子化で学生の奪い合い状態になっている昨今、大学生予備軍とその親に対して就職率の高さは売りになる。よって、内心苦々しく思いつつも、就職課を新設したりして、一丸となって学生の就職をサポートしているのが大学の現実。
企業は企業で、優秀な学生(何を持って「優秀」とするかはこの本で詳細に議論されていなかったのが残念である…)を他社に奪われるのを恐れ、自社に囲い込むべく採活(採用活動)次期を早めている。内心受け入れを面倒くさいと思っているインターンもその一環。
とどのつまり、ヒートアップ気味のこの就活において、一人笑ってるのは、リクルートに代表される就職情報会社だけなのかもしれない。
この本、近々就活をする身内がいる人は、一読しておくと良いのではないかと思う。
(Mrs.Pooh)
+ + + + + +
この本の個人的お好み度:★★★☆☆
人気ブログランキングへ投票をお願いします。


