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2008年08月19日(Tuesday) 日本国民ってお金持ちじゃあなかったの!? [長年日記]
_ 日本国民ってお金持ちじゃあなかったの!?
国民の一人当たりの富を象徴する、最も一般的な指標としては、GDP per capita(一人当たり国内総生産)がある。
このGDP per capita、ワタシがかつてガクセーなんてやってた頃は、毎日のように講義やゼミで出てきた頻出言葉であった。
そして、その頃の記憶としては、GDP per capitaがイッチバーンの国は、ルクセンブルグ(欧州の小国だが、金融セクターが国の付加価値を高めるのに大いに貢献している)。
第二位は、スイスとかノルウェーあたり。
そして、第三位は我がニッポン、というのが定番だった。
トップ10入りする国々を眺めると、欧州が8カ国、残りが日本と米国という陣容であった。
時は過ぎ、最近久し振りにこのGDP per capitaの統計(IMF 2007年)を見て愕然とした…。
定位置だった場所に、日本の名前はない…。
かつて日本がいた場所(第三位)には、中東の小国ながらも資源豊富な、カタール(衛星放送のアル・ジャジーラで有名よね)の名がある。
…ニッポンよ、どこへ行ってしまったの…?
日本を探すと、遥か下、第22位にやっと見つけた…。
アジア諸国で、日本のより上位の国として、アラブ首長国連邦(あの金満ドバイがある所)が15位、シンガポールが21位に名を連ねている。
…ニッポンってアジアの盟主じゃなかったの?
日本のすぐ後ろには、クウェート(23位)とブルネイ(24位)が虎視眈々と控えている。来年あたりの統計では、日本も追い越されるんではなかろうか?

もちろん、前述の通り、これはGDP per capitaベースでの順位。、一人当たりでなく、GDPの総額で言えば、日本はまだまだ米国に次いで、第二位を地位をキープしている。
しかしながら、唖然とするのがその成長率。
10年ほど前の1995年と2007年の数字を比較してみると…、
(1995年) (2007年)
(米国) 7398 13844 87% UP
(日本) 5278 4384 17% DOWN
単位:$10憶
要するに、日本経済はこの10年程で15%以上も縮小している(ドルベースでの数字であることに注意)。
その間、欧米諸国や新興国はいずれも堅調にその経済規模を拡大している。
そして、人口減少局面を迎えた日本経済、今後も拡張していくとは考えにくい…。いずれ中国にGDP第二位の地位を受け渡すことは目に見えている。
ムムッ、何かこう書いてくると暗くなるわね〜。
オリンピックの時期でもあるし、「頑張れニッポン!!!!」とでも叫んでおこう(笑)。
(Mrs.Pooh)
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